#3 下北沢ダイハード(第4話) 感想
4話まで見てきて、今回が一番面白かったかも。
(第1話、2話の、オジサンの裸推しな感じはあまり好きじゃない)
イイ年した女2人が下北にしがみついて出られない。
いざ出ざるを得ない状況になってもそれはもう最悪な状況で八方ふさがり。
そんな感じを、緒川たまきと酒井若菜が実にコミカルに上手に演じてた。
(元)踏切のシーンは少しジンときたし。
志尊淳の何に対しても「つぁっす!」で即対応する若者も最高。
バカだけど嫌味が無く誰からも好かれそうな若者。バカだけど。
そしてこのドラマの何が好きって、
オープニング(「DIE meets HARD」/凛として時雨)と、
エンディング(「Shoes」/雨のパレード)。
凛として時雨の方は激しく雑多な下北サブカル臭全開で、
雨のパレードの方はしっとりとurbanな空気感を出しながら今どきサブカル臭を漂わす。
めっちゃ好き。
ではでは。次回も期待です。
#2 過保護のカホコ(~5話)
今期のドラマの中で、一番好きなものから書いていこうと思います。
まず、過保護のカホコ。
今週で第5話でしたが、なんだかホッコリ楽しめて、ホロリと涙が出てしまうドラマなんですよね。
今週ラストの麦野くんなんて、ありゃ一体なんなんですかね。
めちゃくちゃ好青年でかっこよかったし。
このドラマでワタシが好きな点を挙げてみると、以下のような感じ。
1.高畑充希のパフォーマンス
うまい。面白い。かわいい。
あの手を広げて上半身をブラさずに結構なスピードで走る”カホコ走り”とか、
めっちゃ面白いんですけど。
身のこなしがいちいち良いし、表情もおみごとなので、見てて飽きない。
高畑充希のこれまでの出演作でワタシが一番好きな役は、
問題のあるレストランの”ミミ”なんですが、カホコが2番目につけてきてます。
2.竹内涼真かっこよし
見た目も役柄も、かっこよくてとても良い。
3.テーマ的には案外グサっとささってくる
多分ジャンル的にはホームコメディなんだろうけど、
結構心に「うっっ」とくるようなエピソードが多いんですよね。
いつも忘れかけるんだけど、脚本遊川和彦(過去作:女王の教室、家政婦のミタなど)の文字を見て毎回、あーそうだった、どうりで、と思うんですよね。
物語のメインはカホコの成長物語なのでしょうが、
カホコはただ無知でピュアなだけであって、色んなことを知って受け入れようとするから、きっと大丈夫。
むしろこじらせ方が深刻なのは母親の黒木瞳の方ではないかと思う。
こちらは無知ではなく、激しい思い込みが悪さをしてる分、やっかい。
黒木瞳をどう変えていくかがこのドラマの肝だったりして。
なんて考えてみたりして。
ではでは。次回も楽しみ。